公務員は誰のために・・。


2018/6/3

公務員は誰のために・・。

   
最近日本の官僚の質が低下しているとよく言われている。
確かに一連の不祥事や行動を観ていると、人間としてのクオリティに疑いを抱くような人間が多いようだ。
 
それも所謂トップクラスの官僚ほどそのように思う。
国家公務員の上層部の人達は20代の前半に公務員の上級試験を通った人達であるから、記憶力がそれなりに良く「優秀」な人達なのだとは思う。
 
その記憶力が売り物の優秀なはずの人達が平気で、国会即ち国民に対して嘘をつき記憶を失い、厚かましさを露呈している。
 
 
 
私は長い間公務員と言うのは、国民や市民・町村民のために働く職種だと思っていたが、どうやらそうでは無いことに気付き始めた。
もちろん中には、まじめで有能な公務員も少なからずいるものと思われる。
しかしそういう公務員は官僚機構のハイラルキーの中では、あまり高い地位には到達しないことが多いようだ。
 
そしてどういう人種がハイラルキーの高い地位に就くことが出来るのかと言うと、冒頭の様な「平気で嘘をつき」「公の場でのみ記憶力を失い」「厚かましく成れる」人種ではないか、と思いが至った。
 
私は昔から公務員をあまり評価して無かったが、最近は上層部の人間に対しては卑下するように成って来ている。困ったものだ・・。
 
もちろん中には「Im Not Abe」と言ってはばからない元上級公務員や元事務次官もいるが、彼らはまだまだ少数だ。
多分そういう骨のある上級官僚が増えたら、私の彼らに対する認識も変わるかもしれない。
 
 
政治家と言う官僚以上に厚顔無恥で、記憶力が低く、嘘をつく能力の高い、時には人間性すら失っている人種に使われ、人事権(昇進権)を握られている彼らに多くを期待するのは難しい事かもしれない。これはきっと構造的な問題なのだろう。
 
そう言えば最近の政治家は二世議員やら祖父を尊敬してやまない世襲議員ばかりで、有能な官僚上がりの政治家少なく成ってるように思えるが、私の記憶違いだろうか・・。
 
そしてこれからの時代「記憶力の良い」「優秀な」人種は、早晩AI(人工知能)に取って代わられる事になるだろうから、だんだん「記憶力」や「優秀さ」がウリの人種は、自分の居場所が無くなって来るに違いない。
私の懸念は時代と共に無くなるかもしれないな・・。などと思う今日この頃である。
 
 
 
        
 
                              
                                    
 
 
         
  
 
 
 






 
 
 
 



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