氷雨降る、道東南十勝


2018/6/12

氷雨降る、道東南十勝

 
昨日あたりから道東十勝には、氷雨が降っている。
氷雨という形容がふさわしい冷たい雨である。
昨日から最高気温は10度前後になっている。先週まで25・6度の日々が続き初夏を満喫していたから、身体もビックリしていることだろう。
 
昨日から暖房をつけ、厚手の服で身をまとっている。
やっぱり北海道なのだ。
オホーツク側は夏でも暖房を使うことがあるらしいから、さすがにそこまでには至らないが道東十勝でも、ママにこういうことはある。
 
 
この戻り寒気の原因は、先日来TVを賑わせている台風5号なのだろうと思われる。
今はもう熱帯低気圧に成って、仙台沖辺りに移ってしまっている元台風の低気圧のことだ。
日本列島の東南東にあるその低気圧に向かって、北北西のシベリア大陸にある冷気を含んだ高気圧から冷たい空気が、右下に移動してきているようだ。
 
首都圏辺りでは30度前後に成っているというから、北海道の10度前後の気候はちょっと信じられないであろう。
因みに今日あたりで一番過ごしやすいのは関西や中国・四国地方の西日本のようだ。最高気温が25度前後というから、快適だと思う。
 
 
この歳に成って私は、天気予報を必ずチェックするように成った。
若い時はあまり気にしていなかったが、やはり人類はと云うか生物は自然環境に左右される生き物だという事を痛感するようになってきている。
気圧の配置がどうなっているかとか、今週の予報はどうかとか、明日はどうか、3時間ごとの移り変わりはどうなるのかとか、そういった事がとても気に成っている。
 
 
これは私が北海道に住んでいるから、という事が原因ではないように思う。
夏の猛暑が続き台風の頻度が増えているとか、大雨にさらされているとか大雪が降るようになったとか云ったように、近年私たちを取り囲む自然環境の強弱がハッキリ、クッキリして来ていることに関係があるように思う。
 
地球温暖化といった地球環境の変化(悪化)への予防策として、自分自身で気象情報へのアンテナが、より強く張り巡らせるようになってきたのではないかと、思っているのである。
 
 
翻ってアメリカの花札大統領である。
アメリカ第一主義とかいう選挙目当ての看板を掲げ、地球環境を改善しようとするパリ協定から脱退してしまった。
目先の利益しか追求しようとしない男が、世界に最も影響力を発揮する国の指導者に成っている。そのことがもたらす結果に我々は好むと好まざるとに関わらず、振り回されることに成ってしまっている。不幸なことだ。
 
その花札大統領が今日これから北朝鮮のロケットマンと、歴史的会談をするという。
アメリカ第一主義や自身の指導力に影響を及ぼすこの秋の中間選挙に勝利するためという、近視眼的な利益追求に振り回されることがない様に、私は願って止まないのである。
 
 
 
 
   
                  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 





 
 
 
 



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