大阪震度6弱の地震


2018/6/18

大阪震度6弱の地震

 
今朝の8時ころに大阪北部を中心に震度6弱の地震が発生したという。
3人ほどの方が倒れた塀などの犠牲に成って亡くなられたという事です。犠牲に成られた方にはお悔やみ申します。合掌
 
 
震度6弱の地震というと、私がこれまで生きてきた60数年の間に体験したことのない揺れである。
私の体験は東日本大震災の時の5弱と、2年ほど前の熊本地震のやはり5弱であった。
 
7年前の時は赤坂で会議をしている最中であった。
強く長い横揺れから、地震の規模が大きく震源地は相当離れているだろうと推察した。
会議室を出て向かった窓の外では、鹿島建設の本社社屋が工事中で、社屋に掛かっていた大型クレーンがユワーンユワーンと、大きく揺れていたのが目撃されよく落ちないものだ、落ちたらビルの周辺に大被害が起こるに違いない、と気を揉んだ記憶がある。
 
午後3時の14・5分前だと思うが、それからは公共交通機関が全てマヒしその夜は、会社の会議室で同僚と寝たことを覚えている。同僚のイビキのすごかったことも忘れられない。
 
翌朝早朝、何とかJR上野駅にたどり着いた私は、なかなか開通しない常磐線を4時間以上待ちながら、駅待合の大きなコンコースに映る大型TVの映像で、福島や宮城・岩手の津波のすさまじさを見た事を、今でもはっきりクッキリ映像とともに覚えている。
前の夜の気仙沼だかの港町が炎に包まれる映像もすごかったが、津波の恐ろしさを痛感した。
 
 
2年前の熊本地震の時は宮崎に出張していて、クライアントとの会食がそろそろ終わる、というタイミングでホテル8階のレストランで、体験した。
スマホの災害アラームが一斉に鳴り、東京から向かったメンバー達は東日本の体験があって一斉に反応したが、宮崎のクライアントは何が起きているのか判らなくって、戸惑っていたのが印象的であった。
 
 
日本という地震大国で生きていく以上、地震の災害や津波の事は常に頭の片隅に置いておかなくてはならないと自覚しているので、自分がパニックに陥ることはないものと思ってる。人間は自然の前では常に謙虚でなくてはならない。
そうしないと生きていけないからだ。
 
しかし、原発の災害などは事前に対応が可能だと思っている。
関西電力は日本海側の福井での原発経営に熱心だが、地震大国日本に原発は最大のリスクであるという事を忘れてはならない。
東日本大震災で学んだ教訓である。
 
目先の利益しか考えない企業経営者と、想像力が乏しく企業献金にしか関心のない愚かな政治家と、その政治家を選ぶ理性の足りない有権者達の犠牲には成りたくないものだ、と大阪の大地震の報を聞いて改めて、そう思う私である・・。
 
 
 
                                                                               牛歩
 
 
 
 
 
 
 
 



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