今年のサンマは、ここ数年では大きくかつ脂がのっている様である。 更には、大漁という事もあってか値段も手ごろである。 そんなこともあって我が家の食卓に登場する機会も、例年より多い。 北海道で新サンマが出回るのは、お盆前後のことで北海道の東端=根室の漁港「花咲港」が、その前線基地である。 そんなこともあって、毎年北海道のローカルニュースでは花咲港に新サンマが水揚げされた時は、必ずと言ってよくニュースに登場する。 この季節の風物詩はその年のサンマの魚体の大きさや、ザックリとした販売価格をも、ある程度知ることが出来るのである。 ![]() 今年のニュースでは魚体が大きく、近年にはまれな大量の水揚げが報じられていたから、今年のサンマには私も期待していたのであった。 早速週末のショッピングのついでに魚介コーナーを覗いたら、少なからぬ量のサンマが並んでいた。 それも近年見慣れていたペーパーナイフ大の、細身のサンマではなく脂の乗った丸々と太ったサンマであった。 更にサンマの口先は黄色であった。 サンマの黄色い口先は、脂の乗っている目印である。 丸々太った黄色い口先であるサンマを撰んで、迷うことなく私は5・6尾買い求めた。 そしてその日の夕食では、すりおろした大根と柑橘類と共に食卓に載り、秋の味を堪能する事が出来た。 久しぶりに”納得のいく秋刀魚”であった。 それから二週間ほど経った先日、私の棲む大樹町の漁港で今年の秋味=鮭の水揚げが始まった、とやはりローカルニュースが報じていた。 今週末のショッピングが楽しみである。 ![]() |
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この物語は『安田義定父子と甲斐之國、越後之國』の続編に成ります。と同時にその二作ほど前の『安田義定と駿河、遠江之國』の第二弾でもあります。 ![]() ![]() 秋葉山本宮上社 遠州小國神社 前作で鎌倉時代初期の越後之國と、安田義定親子更には「金山衆」や「馬奉行:宮道遠式」との関係を、ある程度理解することが出来た主人公立花は、その過程で知る事に成った「秋葉山神社」と「安田義定公」との関係を改めて調べてみたいと思うようになった。 義定公が14・5年間国守を務めた遠州遠江之國には、「秋葉三尺坊」という高名な修験者の関係したとされる道場を有する神社が在った、からである。 更に義定公の嫡子安田義資公が守護を務めた、越後之國長岡の「秋葉権現=蔵王権現」と遠州の「秋葉山本宮」には、共に秋葉三尺坊という共通の修験者の存在が認められたのであった。そのことに引っ掛かりを覚えた立花は、この課題を明らかにしていきたいと考えるようになった。 その秋葉三尺坊は「天狗」や「猿田彦の命」にも関係している修験者でもあるという。そのようなこともあって立花は、「秋葉山本宮」と安田義定父子の関係を調べると同時に、「秋葉三尺坊」「天狗」「猿田彦の命」についても調べていく事に成るのであった。 *お知らせ9月14日タイトルを「安田義定と秋葉山神社」⇒「安田義定と秋葉山本宮」に変更しました。 |
![]() 〒089-2100 北海道十勝 , 大樹町 ![]() ] ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |