2018/5/30
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高齢者の運転免許 |
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先日茅ケ崎で、90歳の女性が横断歩道で4人の人をはねて、死傷させたという。 そのニュースを聞いて、私がまず驚いたのは運転手の年齢である。 90歳でなお、車を運転するという。 それは感心するというより、あきれた驚きであった。90歳の老女が事故を起こした事には驚かなかった。それは大いにあり得ることだからである。 そして思ったのは家族は一体何をしていたんだろうという事と、この三月に免許を更新したばかりという事である。 本人の意思がどうであるかは関係なく、家族も警察もこの高齢者に車を運転させた事に、驚きと憤りとを感じた。 確かに現在の法律では年齢制限は無いようだが、だからと言って野放しで良いのだろうか・・。 家族も勧告はしていたらしいが、強く禁止はしなかったようだ。 家庭内の力関係があるのかもしれないが、今回の事故の犠牲者はその老女の家族や年齢制限を設けない法律に、被害をもたらされた様なもんだと、私は思う。 個人の自由意志を尊重するというと聞こえは良いが、社会のルールとして規制すべきだと私は思う。歳を経れば判断力が衰えたり、とっさの対応が出来なくなるのは自然の摂理だからだ。 私自身は75歳くらいに免許の返上を考えてはいるが、80歳ぐらいが限界ではないかと想っている。高齢者の運転は決して褒められるべきものではないと、私は思っている。 その事を自慢げに言う人には、私自身は厳しい言葉を掛けている。 家族は鍵を取り上げるなり車を処分するなどして、厳しく当たるべきだと思う。 そして政治家や行政は、法改正を早急にすべきであると思う。 これ以上高齢者運転の犠牲者を出さないためにも・・。 私は強く、そう思っているのだ。 ![]() |
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