春丘牛歩の世界
 
先月私は札幌と函館に計2週間ほど滞在していた。
これからの10年、即ち70代をどう過ごすか、に繋がるきっかけを探したり、私の関心事を確認するため、であった。
 
この間幾つかのチャレンジをしたが、実の結ばない事が多かった。が、多少の成果はあった。
その数少ない成果が「子ども食堂」運営者との情報交換だった。
 
 
函館の住宅街で「子ども食堂」を運営している社団法人を訪ね、彼らが現在やっている事などを教えてもらったのであった。
 
6~80代のおじさん・おばさんが中心になって運営しているその団体に、私が関心を抱いたのは「子ども食堂」と同時に「子供の居場所」を造り、積極的に運営している点に共感を覚えていたからであった。
 
「家庭」と「学校」のどちらにも居場所を見つけられない子供たちが少なからず居て、生きずらい思いをしながら毎日を過ごしている事は、いろんな情報を通じて私も知っていた。
 
そんな彼らのために”居場所”を提供しているのが、その社団法人の主要なテーマで、「子ども食堂」運営と共に大きな柱であった。その運営や活動の実態を見、聴きする事が出来て参考に成ったのである。
 
 
 
           
 
 
 
私は近い将来「喫茶店の開業」と「子ども食堂」とを実現したい、と考えているのであるが、その際の参考にしたいと思って尋ねたのであった。
 
と、同時に私はこれからますます進む「高齢化社会」や「孤老人口」が増えることも意識していて、「子ども達」と同時に「孤老達」にとっても”居場所”となる空間を造っていきたい、と考えているのだ。
 
私の現時点での問題意識は、「子供達」と共に「孤老達」にも向かっており、その辺りに繋がる環境整備を自分の身の回りで始めたいものだと、考えているところである。
 
 
                 ーこどもの日、を控えてー
 
 
                 お知らせ
 
*5月2日:『本日コラム2025』に「卯月、さくら月を公開しました。
 
*3月22日:『甲斐源氏の祖、源義光』に新しく
”穴太衆”と”黒川衆”を公開しました。
 
*12月12日「食べるコト、飲むコト」に
               を公開しました。
 
11月28日「コラム2024」に 
              を公開しました。
 
 
 
    ♠     ♠     ♠     ♠
 
       【 お礼とお願い 】               
                        2025/05/01               
  
すでに公表している様に、当HPはこの4月1日から昨年6月より始めた「会員制システム」を撤廃し、full公開制に戻しています。
 
その結果それまでの10ケ月の月平均で1,621人&3,895ページの閲覧状況であったものが、この1ヶ月で3,991人&8,955Pにと、2.46倍&2.30倍にと増加しています。
その事実には感謝しており、この場を借りて
 
      ”お礼申し上げます”
 
それとは別にその閲覧pageの分類で判明したのですが、「お問い合わせ」をクリックしている人がこの1か月間で59人&76Pいらっしゃったのです。
毎日2人近くの人が居て、2.5P近くが「お問い合わせ」ページを閲覧されている事に成ります。
 
この数字は決して少なくない、と私は想ってますが、実際には「お問い合わせmail」は、皆無のままです。
 
これは「このシステムに問題がある」のか、それとも「閲覧はされても、具体的なアクションには至らない」のかHP開設者としては、理解に苦しんでいます。
 
この疑問について、お答えいただける方がいらしたら「お問い合わせmail」を使って、教えて頂けると助かります。
改善点がある場合は、さっそく対応したいと思っておりますので、宜しくお願いします。
 
                               牛歩
                  
 

  南十勝   聴囀楼 住人

                                 
         
          
       
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                                                
  

 
   
      

  
 
2018/8/22

北海道の鮨

 
昨日私は息子を帯広空港まで送って行った。
長い夏休みを涼しい北海道十勝で過ごしたあと彼は、まだ残暑の残る首都圏にと戻って行ったのであった。
その息子の希望で昨日は最後に帯広でお寿司を食べた。
 
息子が北海道の寿司を好んで食べるようになったのは、首都圏で暮らすように成ってからのことである。
それまでは私が長期出張から帰って来た時に、ほとんど必ず空港帰りにすし屋に誘っても必ずしも積極的ではなかった。
 
やはり首都圏で暮らすようになって、北海道の豊かな食材で食べるお寿司の旨さに、彼も気が付いたようだ。
私が出張の際に神奈川の息子の宿に寄るようになり一緒に外食をすることがあるが、その際お寿司を食べる度に彼は感じているようだ。北海道の寿司は旨かった、と。
 
私が北海道でお寿司を食べて、その食材の豊富さや一つ一つの具材の大きさ、更に実の充実さを感じるようになったのは、30代の頃に仕事で札幌に来るようになってからである。
ボタンエビを食べた時に、北海道で甘えびといえばこれです。と板前に言われて食べさせられた時であった。
実際にはボタンエビと甘えびは違うが、本州から始めて北海道に来た人間を彼はそう言ってからからかったのだと思う。
 
 
その後私は何度か公私にわたって北海道を訪れるようになったが、今でも一番感動し記憶に残っている食材がある。
 ズワイガニである。すすき野の鮨専門店で食べたそのズワイガニの脚(太もも?)は、10cmくらいはあった。大きくて実の詰まったカニの脚であった。
ほのかに甘くて食べ応えもあった。上品な味であった。
 
何よりもズワイカニの脚でそこまで大きいのを食べたことが無かった。本州や北陸においてもだ。やはりカニ本体の大きさが違うのである。
北海道の魚類は総じて体が大きく、身が引き締まっている。厳しい自然環境がそのように育てるのであろう。
 
十勝の太平洋側ではもちろんカニも採れるのであるが、やはり貝類が旨いように思う。
ホタテやツブ貝をこちらで食べた後本州で食べても、比べ物にならないのである。
 
私の記憶に残るズワイガニの脚を食べたのは、確か10月ころではなかったかと思うが、秋から冬に成ると北海道ではおいしい食材が海からも畑からも採れる。
いよいよおいしい季節の始まりである。北海道に住んでいる悦びを堪能しようとおもう。
 
 
 
 
 
              
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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北海道十勝 , 大樹町


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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